森と海

先日、「森と海」という、今森光彦さんと中村征夫さんの写真展をみてきました。
ちょうどお二人のトークショーもある日で、沢山のお客様がいらしていました。
どちらの方も有名な写真家ですが、私がダイビングをしている関係で、中村さんの写真目的でした。けれども、やはりどちらも素敵な写真で、トークショーも笑いを交えながら楽しいものでした。
今森さんは、トークショーで虫を撮り、またその周りの環境も撮り、里山に出入りしてその里山に暮らす人達とかかわりなしには写真が撮れないそうで、自然を介して、人と繋がっているのだそうです。
以前、友人に誘われて、新潟の里山で稲作のまねごとをした経験がありますが、実感を持ってその言葉を受け止めることができました。その時一緒だった友人の一人はIターンで奥さんと大分の里山で暮らしています。(あ、吉祥寺でイベントがあって行ったのに、BLOGには書いてないなあ・・・。)
一方、中村さんはずっと東京湾と撮り続けているが、まだ写真集は出したことがないとのこと。(「全・東京湾」はルポルタージュだから写真集では無いそうです。)ずっと同じテーマで長い時間をかけて作り上げていくといった写真集、出来上がるのが楽しみですが、まだまだ時間がかかるようです。
「森と海」といえば、2007年に江ノ島水族館の近くにあるサーフビレッジで「恵みのしずく」という雨が降り、森を育み、魚を育てるという環境の連鎖を表現した作品を展示したぐらい、興味のあるものです。
わ、8年前だ。
この8年の間に大きな震災もあり、知り合いはNPOで植林もはじめました。
「恵みのしずく」


