道明

祖母の形見で、珊瑚の帯留めがあるのですが、銀色の組紐が経年劣化してしまっていました。
しかも、帯留めの金具が小さいので三分紐では入りません。
どうにか生き返らせたいなあと、上野の道明に相談に行きました。
こじんまりしたお店の中は色んな色の帯締めが並んでいます。
すべて日本の伝統色名がついていました。
売っているものでは入らないので、手組みして頂くことに。
どんな色がお薦めかと聞くと、帯留めを見て、ぱっと「淡黄 たんこう」と答えてくださいました。
プロですねえ。
1ヶ月ほど待って、家に到着しました。
包みの中の薄紙、箱、組紐の入れ方、全てが美しく、感激してしまいました。
さすが。
テーマ : きもの キモノ 着物
ジャンル : 趣味・実用